大統領が決まったらチャンス相場が始まる!?
投資の世界には様々なアノマリーが存在しますが
あなたは聞いたことがありますか?
アノマリーとは、一般的な理論などでは説明できない
異常な事態の事を指す言葉です。
不思議なことに、ハッキリした理論的根拠はないものの
ある一定の条件が揃った時に同じ様な結果となるのです。
それでは、今回は11月3日に迫っている
アメリカ大統領選挙とドル円のアノマリーについてご紹介しましょう!
世界経済の中心であるアメリカの大統領を決める選挙は
4年に1度行われる世界中が注目する大イベントです。
そして、この年のドル円相場は
■選挙前までは、ボラティリティが低く値動きが小さい
■選挙後には、円安方向に動く大相場になりやすい
・・・というパターンが多い事で知られています。
こちらが前回(2016年)の大統領選挙前後の
ドル円の日足チャートなのですが・・・
トランプ氏が勝利した11月9日の値動きは、
なんと約470pips!
そして、その後もグングン上昇を続け
12月9日までには約1750pipsも動いた大相場となったのです!
こんなわかりやすいチャートを見ると
「選挙が終わったらハイレバ勝負で大儲けだー!」
・・・なんて思った方がいるかもしれませんね。
ところが、当然のことながら
アノマリーを100%信じてトレードするのは
危険というものです。
確かに、3月のコロナショック以降のドル円相場は
ボラティリティが低い状態が続いていますが
相場の世界に絶対はありません。
もともとアノマリーには明確な根拠が無いのですから
「そういう傾向がある」・・・と
頭の片隅に入れておくくらいで良いでしょう。
トレードはあくまでも
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を用いて
優位性の高い場所で行っていく事が基本です。
ですので、あなたも相場分析の勉強を怠らず
チャンス相場がやってきた時には
シッカリ利益をあげられるトレーダーになって下さい。
コメント(0件)