FXのpips計算をマスターせよ!
前回の記事では、
FXの本当のレート単位について解説しました。
日本円の場合は、「銭」という単位が最小値であり
それをpips(ピプス)という共通用語で呼ぶという話です。
覚えてますか?
ただ、まだpipsの計算について
詳しく解説していませんでしたので
今回はpips計算について解説をしていきます。
復習ですが、このpipsという呼び方が
全世界共通のFX用語であり
イチイチ、「銭」とか、「セント」みたいに
各国の最小単位の法定通貨名で呼んだりしません。
結局、「何pips動いたのか?」という事が重要であり
しばしばFXでは「何pips狙うのか?」という言葉が
飛び交います。
たとえば、ドル円の通貨ペアで取引をする時
取引を開始した時のレートが・・・・
100.025 だったとします。
さて、この時、
100.900 にレートが動いたら
何pips上昇したと言えますか?
答えは・・・・・・・・
87.5pips です!!
どうですか?
当たっていましたか?
「え? なんで??」
・・・と思った方のために詳しく解説をしますね。
まず、pipsというのは、
その国の通貨の最小単位を1としますので
1銭が1pipsという考え方になります。
なので、10銭動けば10pips動いた・・・
と表現することになるのです。
それを大前提として考えますと
100.025から100.900は
何銭の差があるか?
・・・という感じで考えます。
真ん中の小数点みたいな部分は
ただの区切りみたいなモノですから
左側の100の部分は考えなくていいですね。
問題は右側の数字・・・・
つまり、025から900になった部分に着目します。
この場合、2.5銭から90銭になった・・・
という意味ですから、
87.5銭の差があるため、
87.5pipsという回答になります。
どうですか?
理解できましたでしょうか?
右側の3つの数字が
そもそも何銭なのかが分からないと
すぐに計算できないと思います。
では、理解を深めるためにも
いくつか問題を出していきますね。
100.500 ⇒ 100.999
さぁ、これは何pipsの上昇でしょうか?
答えは・・・・・・・・
49.9pips の上昇でした!
では、120.600 ⇒ 120.347 はどうでしょうか?
この場合は、25.3pipsの下落ですね。
では、ちょっとだけ応用です。
100.030 ⇒ 99.986 はどうですか?
これは、4.4pipsの下落です。
いかがでしょうか?
すばやく計算できましたでしょうか?
FXに取り組む上で、
このpips計算が即座にできなければ
大きな機会損失をしてしまう場合もありますから
最低限の基礎知識として、何度も練習して
すぐに計算できるようになっておきましょう。
【続きの記事はコチラ】
FXの通貨ペアってどんなのがあるの?
次の記事を読むには上の文字をクリック↑
コメント(0件)